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家を建てる前に必ず知っておきたい!
家づくりにかかるお金のすべて

家づくりには、建物や土地の金額以外にも実はたくさんのお金が必要です。それを見落とすことで、
「思うような家が手に入らなかった…」「そこでお金を払ってしまってその後の生活が苦しい…」とか、そんな声をよく聞きます。
はじめから想定していれば、ローンの費用に組み込んでおいたり、本体価格をもう少し押さえておくことで軽減できたのではないでしょうか。
そうはいっても、どれも数千円や数万円なら。と、甘く見てしまいがち。でも、積み重なると建築費の1割では足りません!
きちんと知り、予定しておくことが家づくり成功への第一歩です。

ここでは、土地購入と住宅購入に分けてそれぞれ一般的にかかる費用をお伝えします。
ちょっと多めにみてありますが、諸条件によってかなりばらつきがありますのでご注意ください。


■土地にかかる諸経費って?

項目 金額 説明
土地購入代金 ¥20,000,000 土地代金。
仲介手数料 ¥693,000 土地の金額により変わりますが、土地代の3%+60,000円+消費税程度
印紙代 ¥20,000 売買の金額によりますが、一般的な住宅用地であれば20,000円で大丈夫
公祖公課負担金 土地には毎年固定資産税がかかります。そして、その税金は4/1から
税金のカウントが始まります。
例えば、仮に固定資産税が一日一円だったとします。
土地の引渡しが仮に8/31だったとすると4/1からの153円は売主さんが払い、
それ以降の212円は買主さんが払います。その精算をする費用です。
ローン金融機関手数料 ¥31,500 ローンを組む際の金融機関へ支払う手数料です。
金融機関によって異なりますので、ここでは最も高い金額にしておきます。
ローン保証料 ¥400,000
〜¥1000,000
ローンを組むのに必要な保証料です。金融機関によりかなり異なります。
また、はじめに一括で支払うタイプと金利に上乗せされているタイプがあります。
金利に上乗せのほうがはじめの経費は安くなりますが、
一括で払うよりも多く支払う事になります。
2000万円の借り入れの場合は45万円ぐらいが相場です。
印紙代 ¥21,000 金融機関と交わすローン契約の契約書に貼る印紙
一般的な金額の場合だと21,000円くらいです。
登記費用
(土地所有権移転登記)
¥200,000 登記簿上の土地の所有者を売主から買主に変えるための手続き費用です。
所有権移転登記費用は土地の評価額で変わります。一般的には15万円〜25万円
程度です。
登記費用
(抵当権設定費用)
¥130,000 抵当権とは担保のこと(借りたお金が返せなかったときの担保)なので、
抵当権設定費用は借り入れ金額によって異なります。
団体信用生命保険 ¥0 ローンの契約者が死亡したときなどに備えて入ります。
多くの金融機関の場合、金融機関が入っていますので
ローンの中に含まれています。

合計で約155万円ほど


■建物にかかる諸経費って?

項目 金額 説明
建築費 ¥16,500,000 建設業者が出す見積り金額のこと。
ただし、どこまで金額に含まれているかの確認が必要です。
(例:地盤改良費、申請費用、照明器具、カーテン、空調、外構工事など)
印紙代 ¥20,000 建築費によって異なりますが、1650万の想定であれば20,000円で大丈夫です。
下水道負担金及び公直工事金 ¥450,000
〜¥550,000
水道を自分の土地まで引っ張ったり下水に接続するために市町村に支払う費用。
公道から敷地内に引き込むために必要なお金です。
(建築工事に含まれていることもあります。)
ガス引込代 ¥150,000
〜¥200,000
公道からガス管を敷地内に引き込む工事費。プロパンガスなら不要な場合も。
(建築工事に含まれていることもあります。)
金融機関手数料 ¥31,500 ローンを組む際の金融機関へ支払う手数料です。
金融機関によって異なりますので、ここでは最も高い金額にしておきます。
ローン保証料 ¥350,000
〜¥700,000
ローンを組むのに必要な保証料です。金融機関によりかなり異なります。
また、はじめに一括で支払うタイプと金利に上乗せされているタイプがあります。
金利に上乗せのほうがはじめの経費は安くなりますが、
一括で払うよりも多く支払う事になります。
2000万円の借り入れの場合は45万円ぐらいが相場です。
印紙代 ¥21,000 金融機関と交わすローン契約の契約書に貼る印紙です。
一般的な金額の場合だと21,000円くらいです。
火災保険料 ¥350,000〜
¥150,0000
火災保険は、建物の構造や建っている地域、保険会社、地震保険にするのかどうかなどで費用も異なります。
木造2階建て35年を一括払いだと45万円ぐらいが一般的です。
登記費用
(表示費用)
¥100,000 登記簿に建物を表示するための登記です。
(どこにどんな大きさのどのような建物か?など)建物の大きさなどによって変わります。
登記費用
(所有権保存登記)
¥50,000 登記簿に所有権を表示するための登記です。
建物の大きさ、誰が住むのか?また、別荘などのように人が基本的には住まない場合などによって変わります。
登記費用
(抵当権設定費用)
¥100,000  

合計で約185万円ほど


■その他にかかる諸経費って?

項目 金額 説明
地鎮祭
¥15,000
〜¥50,000
地鎮祭は必ず行わなければならないわけではありませんが、
これぐらいの費用が必要です。
上棟式費用
¥20,000
〜¥150,000
上棟の日に大工さんなどに出すお茶菓子や、お弁当、お祓いの費用です。
引越し代
  一般的には2LDKのアパートから引っ越す場合で8〜10万ほど。
もちろんサービス内容や距離によっても異なります。
家具・家電購入費
  使い続けるものと、購入するものを検討する必要があります。
仮住まい費用
  建替えの場合は建築中の住まいの費用が必要です。
雑費
  上記以外には
●近所へのあいさつ回り
●町内会費
●家庭内で使う小物(ゴミ箱、キッチンマット、物干し竿など)
●銀行や登記をする際に必要な書類で有料のもの(住民票、印鑑証明など)
※雑費は1つ1つは大したお金ではありませんが集まると大きなお金。
必要な金額は人によって様々ですが5万円くらいは見込んでおいたほうがよいでしょう。

家その他費用については、ご家庭によってかなり違いがあります。
家電や家具は新築時にどこまで購入するか検討の必要があります。
また、照明器具やカーテン、外構工事などは建物の建築費に含まれる場合とそうでない場合がありますので、きちんと確認しておきましょう。

これが住宅購入時に考えておきたい諸費用。
この場合、土地と建物で3650万円!と思っていたらその他に340万円という一割近いお金が必要だったということです。
本当に侮れませんね。
さらに実は購入後に不動産取得税が必要になったり、これからは毎年固定資産税もかかります。
固定資産税はこのあたりの地域ですと年間15〜25万ほど(地域や建物によってもことなります)です。
1年間の家計の中で予定しておかないと、請求書が来て大慌て!なんてことも。
しっかりと、知って備えておくことがとっても大切です。


もっと詳しく知りたい方はぜひ講座にご参加ください!